長野オリンピック選手村

先日ゴールデンウィーク中に、長野県のかつて冬季オリンピック選手村へ行って参りました。
現状では市営住宅として使われており、親戚がたまたまそちらに住んでいたので見学させてもらいました。

市営住宅においては私がこれまで見て来た集合住宅の中でトップクラス贅沢さです。
全部で７工区に分けられており、それぞれが違う日本の著名な建築家と地元建築家がコンビで設計され、９８年の冬季オリンピックに竣工して今までもう１８年の月日経ったというのに、今見ても全く色あせない先鋭的なデザイン、合理的な計画、調和されたランドスケープ、考え尽くされたディテールなどなど、挙げるならきりがありません。とてもこのブログ内では伝えきれない情報量です。

もし長野県へ行く機会があればぜひ一度訪れてみてください。住所は長野県長野市川中島町今井原になります。今井駅が団地の横にあるので電車で来ても大丈夫です。
ぜひ９８年当時の日本最高水準の組織力、設計力、そして施工力を体感してみてください。そしてこれから開かれるであろう？2020年の東京オリンピックの選手村に関してどのような計画がなされていくのか、また閉会後はどういう運営方法になるかを 一度注目したいところです。


こちらが部分的な夜景です。


こちらは航空写真になります。

サイトウシュンライ

studioLOOP建築設計事務所