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群馬県太田市の住宅
しばらくぶりですが本見積がほぼ整ったので解体工事開始です。
敷地北側、西側の土留RCブロック塀がわずかに道路を越境しており、かつ2棟あるのでかなりのボリューム。
手前の土留を壊すとガラがでてきたり、写真はありませんが屋根を重機で壊したら2重になってたりと、
恐らく昔雨漏れして屋根を上張りしたのかと思いますがこういった外観ではわからない事が。。。
分別も多くどこから始めるのかなど段取りも大変そうでした。
考えてみると解体というのも建築が生みだしたものでもあるので
他人事として眺めるわけにもいかないのかなと改めて感じました。
欧米でサステナブルな建築が提唱されてからかれこれ何十年と経ちますが
経済の利益を求める日本においては住宅規模の分野だとだいぶ遅れを感じざる得ないです。
ただじゃあ考え方を変えましょうってなってもかなりの手間がかかるのが想像できるので大きくは踏み出せないのも現状です。
微力にしかなりませんがこういった建築がかかえる諸問題と向き合う姿勢を
しっかり施主さん含め伝えていくことが大事。。。ですかね。
内部も壁がなくなっていき壊れるのがわかっていても逆にまた活かしたらどうなるのかな、と考えてみたり。。。
あと1ヶ月ほどかかるのでしっかり見届けていければと思います。
クマザワエイジ
studioLOOP建築設計事務所
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