※出典 ハイキングウォーキング

『（仮称）狸塚の住宅』

 3月3日

ユウイチと二人で朝から現場へ。
最近の天候不良により外壁仕上げの塗りはお預け状態。

内部は仕上げもほぼ終わり建具の取付がすすむ。







←ご主人必須の釣竿収納

この住宅は切妻の外観をしていますが、その切妻屋根の下に五つの小切妻空間があります。
面積も高さも違う小屋から小屋へ直接移動するというあまり味わえない空間体験が出来ます。

b e a t 、稲荷木の住宅、邑楽の住宅と創立当初から設計してきた３つの住宅が現実の形になるにつれ、設計中は気付かなかった自分達の作りたい空間がどんなモノなのか少しづつわかってきました。

b e a t の見学会に来てくれた子供達を見ていると螺旋階段やハシゴを叫びながら昇ったり降りたりする子もいれば、おそるおそる昇る子も。
居室とリビングをわけるドアを開けたり閉めたり、螺旋階段下の空間に隠れたり。

子供達がはしゃぐような空間はきっと大人も味わった事のある懐かしい空間。
家全体を公園の遊具にするような感覚に近いのかなと。

そんな空間を無意識に目指していた自分は・・・・あ、やっぱそうなっちゃいます？

かしこ、かしこまりました、かしこー！！　

タカヒロ