material

『（仮称）伊勢崎の住宅』

前回と同じように夕方から施工主様と施主様との打ち合わせをしました。

増築する土地を整備するために、平面図を見ながら、
各コーナーに杭を打ち、ロープを張りました。
実際に平面図が地面に写し出されると、小さな空間とはいえ、わくわくしますね。

その後は施主様ご夫婦と変更した箇所を話し合い、
新しい玄関のデザインの提案をしました。








自分が建築を学び、経験してきた中で一番大切にしているのは、
空間はもちろんの事、素材感もその一つです。
素材は視覚、触覚、ときには嗅覚など、人が必ず持っている五感に響き、
色や、つや、固さ、重さ、など様々な感覚的情報を伝えてくれます。
無限とある素材を知り、学び、選び、
そして、それを取り囲む環境、光や自然も考慮して、
それらとうまくかみ合わせた時、
本当の意味での空間、建築が成り立つんじゃないかと思います。

ちょっとした不安もありましたが、
施主様ご夫婦も提案した玄関を気に入って下さり、ほっとしました。
次はこの素材達をどう納めていくかです。
ここが一番やっかいな所であり、一番のやりがいでもあります。
がんばるぞー。

施主様ご夫婦、施工主様、
忙しいところお時間を頂いてしまいましたが、ありがとうございました！

エイジ