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12月17日 住宅完成保証制度
『住宅完成保証制度』とは、住宅の建設途中に建設会社倒産など、工事が中断してしまった場合に施主の負担を最低限に抑えるための保証制度です。
『財団法人住宅保証機構』が取り扱っているのですがタイプがあります。
A:工事の引継の際に増額となった費用を、当初の建築請負契約金額の20%を限度として保証
例:契約2000万円×20%=400万円までの増額を保証
B:Aの増額工事費用プラス、「前払い金」と「建物の出来高」の差額分を、当初の建築請負契約金額の1~20%(保証設定時に選択)を限度として保証
例:契約2000万円 前払い金(手付金)1000万円 中断時出来高800万円
前払い金1000万円-出来高800万円=損失200万円
2000万円×20%(選択時)=400万円まで保証なので損失200万円を保証
こんな話題を出したのは、年末の挨拶にお越し頂いた建設会社の社長とお話した際に「某施工会社が工事途中にもらえるだけお金をもらって逃げてしまった」なんて怖い話を聞いたからです。
住宅完成保証制度を利用するには建設会社の審査があり、LOOPは前払い金少なく最終金多くを施主様にお勧めしてますのでご安心下さい。
保証と言えば住宅瑕疵担保責任保険というのもありますが、また、後日...。
ナカザト ユウイチ
studioLOOP建築設計事務所
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