金物検査@群馬県明和町の住宅

先週となりますが、構造設計をしていただいている長谷川さんと共に、
群馬県明和町の住宅の金物検査をしました。

無事に特別な指摘も無く進みましたが、その後は竜巻の話題に。。。。
津波の時もそうでしたが、どう建築が自然災害に向き合うのかと。
地震や台風などによる暴風に対しての基準しかない現在の法律では
今回のようなコンクリート基礎をもひっくり返すほどの竜巻には無力でした。

もちろんＲＣ造であれば最悪の状況は避けれるとは思いますが、全てそういうわけにもいきません。
となると、やっぱり人の命を守るには津波にしろ、竜巻にしろ、災害を事前に予測できて、
安全な場所に避難させる、避難する事が一番被害を最小限に抑える方法なんではないかなと思います。
もちろん倒壊した時のためのしっかりした災害保険制度も変わっていく必要はありますが。

本当であればどんどん進歩するソフトな分野に対して、建築というカチカチハードな分野も
スピーディに、柔軟に、対応できればいいんですけどね。



そんな事も考えつつ、目の前の仕事を一つずつこなしていきたいと思います！

クマザワエイジ
studioLOOP建築設計事務所