|群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・神奈川県・東京都で活動する建築家デザインユニット・一級建築士事務所|
3月23日
群馬県高崎市の住宅定例です。
現場では事前に監督と検討していた納まりを施主ご夫婦に確認頂く。
施主と私の細かな注文にも真摯に対応してくれる監督にはいつも感謝です。
現場を離れご夫妻とファミレスにて打合せ。
フローリングやタイル等サンプルを見ていただいたり、家具の詳細を検討したり。
施主と打合せをしている時の自分は建築家。
そこにはクライアントと、その想いを実現させるために選んでいただいたプロとしての関係性があります。
けれど施工中クライアントとの決定を現場へ伝える図面を描く時の自分は設計屋。
そう現場で呼ばれる事もしばしば。
現場は監督、大工、電気屋、設備屋、建具屋、板金屋、防水屋、造園屋等の職人が集まりプロとプロの対話しかありません。
その中で自分がやるべき事は工事が順調に進められるように設計図を描く事。
作曲家がどれだけ素晴らしい楽譜を書いても、指揮者や演奏者がいなければただの紙切れ。
図面も監督や職人が形にしてくれなければただの紙切れ。
自分の書いた図面がその道のプロの見解で変わる事も度々有りますが、画を描き意図を伝え酌んでもらわなければ現場ではただの監理者になってしまいます。
現場で設計屋と呼ばれていたいので他の職人方に負けないよう今日も図面を描きます・・・のでしばしお待ちを!!!
オオハシタカヒロ
studioLOOP建築設計事務所
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