|群馬県・栃木県・茨城県・埼玉県・千葉県・神奈川県・東京都で活動する建築家デザインユニット・一級建築士事務所|
3月から3度に渡りいわき市好間工業団地大熊町仮設住宅 環境改善支援活動に参加しました。
目的は仮設に足りない収納スペースを住まい手の要望に沿ってアドバイス、取付を行う事。
どの壁は取り付ける事が出来、どの壁は出来ないのか、判断は住民には難しく避難者支援チーム《館林魂》から空間設計室の中村さんにお声が掛かり、近隣建築家として我々もお誘い頂きました。
LOOP参加以前の活動を書いている
中村隊長のブログ1
中村隊長のブログ2
高田副隊長(Ban建築設計)のブログ
3度の活動を経て思った事を少しだけ。
下記に活動写真リンクもあるのでご参照下さい。
|仮設について|
様々な業者が確保できる材料で建設せざるをえない仮設にはバリエーションがあり、住まい手にとって環境格差を生んでいます。
同じ敷地の中でグレードの違う住居が並んでいる事もあり、敷地と材料の都合が有ったのは重々理解出来るけれど、もう少し配慮が出来たらなと感じました。
仮設内部は館林魂の活動が示す通り、収納空間が確保してあるだけでフロアに荷物を置くと上部には大きなデッドスペースが。
床にしか物を置けないので足の踏み場は無くなりがち。
これも工期やコストを考えると仕方ないのかもだけれど、その先住まい手が自分で棚を作るなんてとても大変な作業。
行政が仮設の設計を前もって検討しマニュアル化しておく。
材料は指定せずとも住まい手の居住性を上げておく事は至極簡単な事なのではないだろうか。
これについては館林魂建築家チームで検討し提案、発表も視野にいれるべき事だと考えます。
|国の対応について|
3月に二度、6月に一度となった取付実施。
本来なら我々も1ヶ月から1.5ヶ月に1度ペースで作業を行いたいと思っていました。
3月に急ピッチで二度(二度目はプロによる少数変成)となったのは国の被災地へのボランティア優遇措置が変わったから。
それまではボランティア申請を事前に行う事で県外の人間でも高速料金無料で活動出来たのですが、それが廃止。
今回は高速料金も出費し参加となりました。
けれど3月と今、仮設の状況が変わっているかと言われれば何も変わっていません。
あれだけの大きな災害、事故があった中では持続的、継続的な外部支援は必須なのにたった1年で打切り。
最早過去にしてしまっている中央の方々には憤りを感じます。
|活動について|
中村さんにお誘い頂き参加している今活動。
それは日本国民として被災者に対して何かをする事を少しだけ超えて、建築家として出来る何かを行動に起こせていると感じています。
災害と建築には大きな関連があり、果たさなければならない使命は業界として大きいです。
我々の活動はその中でも本当に小さな支えでしかありませんが、住まい手にはとても大きな意味のある事だと思います。
自分達の町が被災した際、この建築チームの誰かが五体満足であればこの経験は糧となる。
そう思っています。
2012.03.04
館林魂の皆さんがサポート。
建築プロメンバーは館林市空間設計室 中村さん、館林市Ban建築設計 高田さん、佐野市岳設計工房 関口さん、佐野市職人 飯塚くん、
LOOPから大橋、熊澤、田部井。
中村さん、高田さんは事前調査も含め我々の倍の回数現地へ赴いています。
この日のための事前調査の中村隊長のブログ
この日のための事前調査の高田副隊長のブログ
この日の中村隊長のブログ
この日の活動写真は撮影担当金子さんのフェイスブックに。
この日田部井の書いたブログとアピタ館林店での展示の様子。
2012.03.28
高速無料期間内に特別機動隊として参加。
中村さん、高田さん、LOOPからは大橋、熊澤、村上。
この日の活動は私のフェイスブックに。
2012.06.24
建築プロメンバーは中村さん、高田さん、関口さん、飯塚くん、那須塩原市スタイルウェッジ一級建築士事務所 渡邉さん、
LOOPからは大橋、熊澤、中里・・・の従姉妹石山さん(笑)
この日のための事前調査の中村隊長のブログ
この日のための事前調査の渡邉さんのブログ
この日の中村隊長のブログ
この日の高田副隊長のブログ
この日の渡邉さんのブログ
この日は被災地集会場で館林魂本体も活動。
東洋大生による大道芸や、芸術班による似顔絵製作・アートバルーン、館林うどん振興会による釜玉うどんの炊き出し等を行いました。
その様子は金子さんのフェイスブックに。素敵なスナップ写真も。
現地スタッフ管野さんのフェイスブックにも。
目的は仮設に足りない収納スペースを住まい手の要望に沿ってアドバイス、取付を行う事。
どの壁は取り付ける事が出来、どの壁は出来ないのか、判断は住民には難しく避難者支援チーム《館林魂》から空間設計室の中村さんにお声が掛かり、近隣建築家として我々もお誘い頂きました。
LOOP参加以前の活動を書いている
中村隊長のブログ1
中村隊長のブログ2
高田副隊長(Ban建築設計)のブログ
3度の活動を経て思った事を少しだけ。
下記に活動写真リンクもあるのでご参照下さい。
|仮設について|
様々な業者が確保できる材料で建設せざるをえない仮設にはバリエーションがあり、住まい手にとって環境格差を生んでいます。
同じ敷地の中でグレードの違う住居が並んでいる事もあり、敷地と材料の都合が有ったのは重々理解出来るけれど、もう少し配慮が出来たらなと感じました。
仮設内部は館林魂の活動が示す通り、収納空間が確保してあるだけでフロアに荷物を置くと上部には大きなデッドスペースが。
床にしか物を置けないので足の踏み場は無くなりがち。
これも工期やコストを考えると仕方ないのかもだけれど、その先住まい手が自分で棚を作るなんてとても大変な作業。
行政が仮設の設計を前もって検討しマニュアル化しておく。
材料は指定せずとも住まい手の居住性を上げておく事は至極簡単な事なのではないだろうか。
これについては館林魂建築家チームで検討し提案、発表も視野にいれるべき事だと考えます。
|国の対応について|
3月に二度、6月に一度となった取付実施。
本来なら我々も1ヶ月から1.5ヶ月に1度ペースで作業を行いたいと思っていました。
3月に急ピッチで二度(二度目はプロによる少数変成)となったのは国の被災地へのボランティア優遇措置が変わったから。
それまではボランティア申請を事前に行う事で県外の人間でも高速料金無料で活動出来たのですが、それが廃止。
今回は高速料金も出費し参加となりました。
けれど3月と今、仮設の状況が変わっているかと言われれば何も変わっていません。
あれだけの大きな災害、事故があった中では持続的、継続的な外部支援は必須なのにたった1年で打切り。
最早過去にしてしまっている中央の方々には憤りを感じます。
|活動について|
中村さんにお誘い頂き参加している今活動。
それは日本国民として被災者に対して何かをする事を少しだけ超えて、建築家として出来る何かを行動に起こせていると感じています。
災害と建築には大きな関連があり、果たさなければならない使命は業界として大きいです。
我々の活動はその中でも本当に小さな支えでしかありませんが、住まい手にはとても大きな意味のある事だと思います。
自分達の町が被災した際、この建築チームの誰かが五体満足であればこの経験は糧となる。
そう思っています。
2012.03.04
館林魂の皆さんがサポート。
建築プロメンバーは館林市空間設計室 中村さん、館林市Ban建築設計 高田さん、佐野市岳設計工房 関口さん、佐野市職人 飯塚くん、
LOOPから大橋、熊澤、田部井。
中村さん、高田さんは事前調査も含め我々の倍の回数現地へ赴いています。
この日のための事前調査の中村隊長のブログ
この日のための事前調査の高田副隊長のブログ
この日の中村隊長のブログ
この日の活動写真は撮影担当金子さんのフェイスブックに。
この日田部井の書いたブログとアピタ館林店での展示の様子。
2012.03.28
高速無料期間内に特別機動隊として参加。
中村さん、高田さん、LOOPからは大橋、熊澤、村上。
この日の活動は私のフェイスブックに。
2012.06.24
建築プロメンバーは中村さん、高田さん、関口さん、飯塚くん、那須塩原市スタイルウェッジ一級建築士事務所 渡邉さん、
LOOPからは大橋、熊澤、中里・・・の従姉妹石山さん(笑)
この日のための事前調査の中村隊長のブログ
この日のための事前調査の渡邉さんのブログ
この日の中村隊長のブログ
この日の高田副隊長のブログ
この日の渡邉さんのブログ
この日は被災地集会場で館林魂本体も活動。
東洋大生による大道芸や、芸術班による似顔絵製作・アートバルーン、館林うどん振興会による釜玉うどんの炊き出し等を行いました。
その様子は金子さんのフェイスブックに。素敵なスナップ写真も。
現地スタッフ管野さんのフェイスブックにも。
オオハシタカヒロ
studioLOOP建築設計事務所
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